日本の航空自衛隊は諸外国と比べると軍ではないだけに、装備や技術力、特に実践経験は演習どまりで皆無に等しいわけです(軍隊ではないので当たり前です)が、そんな自衛隊でも有事にそなえ日々の訓練はかかしません。
そんな航空自衛隊で有名なのが”ブルーインパルス”ではないでしょうか。その他にもアグレッサー部隊と言う敵を演じる、実践的内容を諸外国の操縦技術をも網羅した指揮官でもある強者たちがいる部隊もあるようなのですが、日本がアメリカや中国といった大国や隣国である韓国とどのくらい実力の部分で違いがあるのかを知りたくなり調べてみる事にしました。
日本の航空自衛隊 真の実力とは?優秀な国はどこ
「戦争はしない」「軍隊は持たない」と決めた日本国憲法第九条があるわけですので、自衛隊を軍隊ということは出来ないわけですが、国を自衛する部隊なので”自衛”ではありますが内容自体は国を守れど、扱っている装備や戦闘機は諸外国から仕入れた外国の軍隊となんら変わらないものばかり。
「The National Interest」というアメリカの”世界の中でも強力で、空を支配することができる「5つ」の空軍を選出した結果”という空軍のランキングを示した資料の中でも、日本の航空自衛隊は選抜されています。
アグレッサー部隊は航空自衛隊でどの地位なの?日本と外国での違い(まとめ)
順位こそ標記されていないものの、アメリカを始めとして軍隊として支配力の高い国の名前がならんでいます。
ざっくりで申し訳ありませんがご紹介致しますと、アメリカからは空軍、海軍(海兵隊を含む)が、ロシアの航空宇宙軍、中国の人民解放軍、そして日本の航空自衛隊なんです。
あくまで私にも理解できる内容でご紹介しますね。
アメリカ(空軍)
地上と宇宙も行き来できる軍用スペースシャトル「X-37」や戦車攻撃にも特化した戦闘機を有する約30万人を有する軍組織。「ステルス能力」をもった機種で構成させた部隊などで空での優位性が高い組織。いっぽうで、極超音速ミサイルや空対空ミサイルの射程については、ロシアや中国に遅れをとるなどの弱点もある。
アメリカ(海軍及び海兵隊)
”空軍”ではないにしろ、一般的な他国の空軍よりも優れた航空戦力を保持している。1200機ほどの航空戦闘機を保有しており、そのほとんどを原子力空母や強襲揚陸艦に搭載させている。
世界中での展開が可能な唯一の存在として有名であり、脅威ともいえる軍隊。
”世界の警察”とまでいわれていますからね。( ゚Д゚)
ロシア(航空宇宙軍)
ロシアはアメリカに次ぐ軍事力を保有すると言われているだけに、航空戦闘機もアメリカに負けないくらいの規模をほこります。
ロシアの戦闘機として有名なSU-27SM、MiG-29S、MiG-31BM、Su-24Mなどがあります。2021年にはSU-57最新機種へ移行がすすんでいます。
中国(人民解放軍)
戦闘機を1300機保有していると言わている中国。数的には脅威を感じるかもしれませんが、戦闘機のほとんどがMiG-21ベースに設計された旧式の戦闘機J-7やJ-8IIであり、近代的な機体とされる第4世代以降のものは500機程度といわれている。
J-20などの第5世代戦闘機も量産体制に入っているとも言われているが、エンジンの国産化が進んでいないためもうしばらくは限定的な影響力としか言えない状況。
発展が進んでいる国だけに、新型エンジンは難しいとしても、第4世代エンジンの量産は数年後には可能とも言われているだけに侮れないぞんざいともいえる。
日本(航空自衛隊)
約300機ほどの戦闘機を保有、戦闘機F-15J、F-2を装備し、F-35の導入も進めている日本。
F-15Jに関してはレーダーや電子機器を改良した「Japanese Super Interceptor(JSI)」仕様へアップグレードしており米空軍が新しく導入する「F-15EX」に近い性能、あるいは独自の改良からそれ以上の物とも言われている。
日本は、第5世代戦闘機F-35の導入もすすめており、米国を除く最大の運用国になりつつある。
これらのことから日本の航空自衛隊は規模は小さいが、練度が高いと同盟国から評価されていることや、防空戦闘に特化していることから、本来であればインドやサウジアラビア、フランスなどが選抜されるべきところ、影響力、能力、練度を高く評価されたため上位に選ばれたと言える。
アメリカ中国及び韓国と比較
日本の航空自衛隊と気になる他国との比較をしてみると以下の通りとなりました。
アメリカ
友好国のなかでも最も防衛の観点からもつながりの強い国。
日本国内にもアメリカ軍の拠点があり、もしもの際には第一線で協力できる体制をとっている。
軍事力としては規模てきな違いはあれど、友好国として共同演習の際には日本のレベルの高さを一番感じている国ともいえる。
中国
経済の発展とあわせ国としてのレベルが上がっており、平行して軍事力も目まぐるしく発展しているといわれている。
開発力よりも規模の大きさが武器といった内容が目立つ印象。ただし、発展の目まぐるしい進展でこれから大きく進捗していくことがいわれており、目が離せない。
韓国
アメリカとの共同演習などを行うことがたびたび話題になる。
隣国である北朝鮮との関係を維持するため、徴兵制などもあり軍隊としての規模は小さくも訓練などの意識は高い。
レベルとしては驚異となりうるレベルとは言えないが、国民が徴兵制を経験するため軍としての意識が高い国といえる。
使用している戦闘機の種類や基地について
使用している戦闘機の種類については 国によっても使用する戦闘機の種類が変わってきます。
アメリカは軍事大国だけに、数多くの戦闘機を有しており、代表的なものは戦闘機のF-16、ステルス戦闘機、爆撃機、そのほか多種にわたり”無いものがない”ほどの保有率。
基地の規模も世界に誇る広さであり、皆さんもご存じの通り日本の沖縄や神奈川、東京でも西エリアにはアジアの拠点とされている基地がはいびされています。
特に戦闘機を作っている国の場合は、その戦闘機を売り出すために大量に使用する場所が必要ですし、アピールする場面も必要です。国同士の共同演習などは格好のアピールの場ともいえます。
基地においては、アメリカがダントツに多いのはいうまでもありませんが、中国の進出も目まぐるしいものがあり、”このままいけば数年のうちにアメリカに肩を並べる”とまでいわれるほどになりました。
日本の航空自衛隊 真の実力!アメリカ中国・韓国と比較(まとめ)
日本の航空自衛隊をアメリカ中国・韓国と比較してみましたが、やはり規模の違いはいなめませんでしたね。優位性としては演習による練度においては世界的にも航空自衛隊は高い事がわかってもらえたのではないでしょか。
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日本国としても国産ジェット戦闘機の開発がニュースになるなど、独自の技術を開発中など、世界とも渡り合える内容もあり、更なるレベル向上に期待がかかりますね。
国の安全を守るため、これからも頑張ってください。
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